近年、IT産業においては市場のグローバル化が急速に進展してきております。そのような大競争の環境の中で日本と韓国のIT企業がお互いに切磋琢磨して生き延びていくためには互いの技術協力やビジネスの協力が不可欠になってきております。しかし、日本と韓国の社会や文化、ビジネス慣習の違いなど、商品の競争力とは別に乗り越えなければならない異文化の障壁が数多くあります。 そこで、両国の異文化の壁を少しでも取り除くために、商談、技術、情報などビジネスに必要な事項を支援する目的で、民間の任意団体として「日韓IT経営協会(英文名JKIT Japan Korea IT Management Association)」 を設立いたしました。

 

 本協会では、安心と信頼を基盤とするため、支援IT企業には法人会員として入会していただくことにしております。法人会員には専任の経営指導員を任命し、当該法人会員の抱える経営課題を個別に助言・指導することにしております。日韓IT市場でのビジネス展開をご検討中のIT企業にぜひご入会していただきたいと存じます。

    また、本協会の活動は、日韓IT企業の“架け橋”たらんとする経験豊かなIT専門家、経営者などの個人の情熱が支えになっています。その意味で、これまで、IT業界で蓄積された知識や経験をこのような場で活かしたいという方々に、ぜひ個人会員としてご入会をお願いする次第です。

本協会は設立したばかりでありますが今後小さな活動を積み上げながら牽いては両国の相互理解と経済発展に貢献してまいりたいと考えております。

日韓IT経営協会
会長 吉川良三