11月 26
このたび、当協会では日経BP社の「日経ものづくり」へ「新たなビジネスの創造に向けて―IoTの本質を探る」というテーマで寄稿をしています。本講ではグローバル社会の構造変革が進展していく中で、わが国も地方の創生や少子高齢化といった大きな課題に直面している。一方、ICTの技術は急速に進展しており、ユビキタスな情報社会の実現も夢ではなくなりつつある。このような状況を踏まえてICTの利活用を含めて今後のビジネスを考えるヒントになる視軸を提供したいと考えています。
<第1回>グローバル社会の構造変革ー「生活の場」がものづくりの起点に(2014/10月号)
本寄稿に関連して、誌面の都合上、盛り込めなかった各テーマ毎に関連の法令や発展経過などを一覧にした「解説図」を以下のように発信して行く予定です。
・景気のうねり「コンドラチェフの波」
・地殻変動と液状化現象で足元が揺らぐ先進国
・情報通信技術の混合と融合(シャッフル&コンバージェンス)
・韓国サムスン電子の飛躍の秘訣
<第2回>新たな時代をとらえる座標軸―IoTも社会も「ネオダマ」で動く(2014/11月号)
・社会変革のキーワード「ネオダマ」(新しい弾丸)
<第3回>「6CON」IoTを支えるICT要素 情報の取得から伝送、分析、表示まで(201412月号)
・すべてのヒト、モノ、カネ、データをつなぐインターネット
<第4回>生活の基礎は「衣・食・住」プラス「医・職・住」(20151月号)
・生活の基礎は「衣食住」プラス「医職住」
・新しいニーズ「医職住」に関する「IoT」の着想基盤
11月 04
現在、世界経済のグローバル化が進展する中で日本産業の国際競争力をいかに回復し、成長していくかが大きな課題になっている。一方、わが国の少子高齢化が急速に進展していく中で、年金・介護・医療などを含めた地域社会や個人生活にも課題が山積しており、さらに、東日本大震災以降、公共のインフラを含めた防災・減災対策なども急務となっている。そこで、当協会ではこれらの課題に対処し、新たなビジネスを発想する視点をさぐる活動を推進しています。そのひとつとして、当協会の諮問委員である森田良民氏が新たなビジネスを創造するベースとして
(1)カオスの中にある種のルール(座標軸)を見出し情報を整理
(2)形のないコンセプトや動きに筋道をつけて表示すること
(3)物事全体を高い位置から見渡して捉えること(バードビュー)
が重要と現在の社会変革や技術革新に下記のようなテーマを提案しています。
これからのビジネスを考える視軸としてご参考になればと思います。
<社会の基本的な仕組>
1. 社会活動の基本的な枠組み「BCGのトライアングル」
2. 生活の基礎を取り巻く環境の変化(「衣食住」プラス「医職住」)
3.停滞から脱皮するデジタル行政
4.第2次大戦後に成立した教育システムの大改革
5.環境変化に伴う働き方改革
<生活環境の変化と情報通信技術のイノベーション>
6.すべてをつなぐインターネット「IoT」の枠組み
7. 第5世代移動通信システムの覇権争い
8. ロボット・人工知能(AI)・自動運転
9.「CASE」移動手段(モビリティー)革新
10. フィンテックによる第3次金融ビッグバン
11. 地域連携ネットワークの基盤
12. 技術的特異点(singularity)の胎動
13. 米中の激化する覇権争い
14. 身近な業務から「テック・ビジネス」
11月 04
「神風(シンパラム)がわく韓国(くに)」(吉川良三著:白日社)
著者の吉川良三氏(JKIT会長)が、1994年からサムスン電子の常務として韓国に滞在した時の体験をもとに、韓国と日本の文化やビジネス慣習の違いをまとめた書であり、日韓間のビジネスに関わる人にとって韓国の文化や日常を知る上で参考になる指摘と考え、シリーズで要約をご紹介します。
<第1回>日本と韓国、ここが違う
<第2回>韓国病とは何か
<第3回>韓国人とは、どんな人たちなのか
<第4回>チャンスを迎えた韓国
<第5回>人間味(チョンナミ)あふれる関係へ
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