世界経済がグローバル化をするなかでIT産業においても国内マーケットだけでは将来の成長は望めず、急成長する振興国マーケットへの展開のようなグローバル事業戦略が大きな課題になっています。

このような状況を踏まえて、日韓両国のIT企業がこれまで培ってきた技術を相互に交流し、日韓IT市場のみならず、将来的にはグローバル市場へ展開することを支援する目的で当協会を設立しました。

  •  設 立 :   2006年10月 
  •  会 長 : 前会長吉川良三氏ご逝去により空席
  •  組   織:  任意団体

IT市場がグローバル化し、ますます競合が激化する中で、日韓IT企業が相互に切磋琢磨しながら、技術協力やビジネス連携を通じて、世界市場に向けて成長・発展していくことを支援することを目的としています。また、このような活動を通じて、両国の相互理解や経済発展に貢献していきたいと考えています。

 

これまでの活動では、韓国側に設立された「韓日IT経営協議会(KJIT)」と連携しながら、日韓IT企業間で協調したソリューションを創成することや市場開拓などを支援する活動をしてきましたが、現状はこれらの活動は見合わせ、日本企業が直面するグローバル化、少子高齢化、進展する技術革新などをいかに捉えてイノベーションを生み出していくかという視点でさまざまな情報発信をしています。

本協会は、永年経験を積んできた経営者、IT技術者、IT利用者などの個人が主体に活動しており、これまで培ってきた技術や知識を国際貢献の場で、ぜひ活かしてみたいという方々のご参加を期待しています。

 

< 最近の主な活動>
  大きな社会転換および技術革新が進行する現在、新たなビジネスを創造するベースとして「世界経済の地殻変動」、社会活動を構成する基本的枠組み「BCGのトライアングル」、  新しい生活の基礎「衣食住」プラス「医職住」などの視軸や急速に進展するロボットや5世代通信技術、人工知能、フィンテックなどを俯瞰する情報も発信しています。これらを支える人材育成も欠かせない要件と考えて、それを支える教育改革など提言しています。  
  ・コラム「変革期の社会と情報通信技術」を参照ください